クレジットカードを持つ時に抑えるべき注意点【初心者向け】
2016/03/31
私はクレジットカードが大好きで頻繁に利用しています。
理由は単純ですが、ポイントがつくので現金払いよりも断然お得だからです。
ただし、私の周りにも「カードは怖い」とか「よく分からない」という理由で持つことを拒否している方が多数いらっしゃいます。
そういった方のために「クレジットカードも持つ上でこれだけ知っておけば怖くないし損しない」と思うことを書いていきたいと思います。
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もくじ
支払いは全て一回払いにすること
クレジットカードには、一回払い・ニ回払い・ボーナス一括払い・分割払い・リボ払いと様々な支払い方法があります。
結論を言ってしまえば「一回払いのみ利用して下さい。」となるのですが、念のためそれぞれの方法の特徴を書いていきます。
一回払い
最も基本的な使い方です。
カード会社に対する金利・手数料を支払う必要はなく、利用限度額も最短で空けることが出来ます。
クレジットカードを使った時点では「カード会社に対する一時的な借金」をしています。必ず一回払いにして「一時的な借金は最短で支払う」ようにして下さい。
そして、最大のメリットであるポイント還元をしてもらいましょう。
二回払い
一回払いと同様に金利・手数料は基本かかりません。ただし、カード会社によってはかかる場合がありますので確認が必要です。
また、お店によっては利用することが出来ない事があります。
あくまで緊急対策として利用するならいいですが、おすすめ出来る方法ではありません。
ボーナス一括払い
金利・手数料はかかりませんが、お店によっては利用することが出来ない事もあります。
また、利用限度額がボーナス支払時まで減ることが無いので大きな支払いをしたい時などに不便過ぎます。
確かに欲しい商品が欲しい時に手に入れられることだけ考えれば便利な制度であることは間違いありません。
ただし、あくまで私の考えですが、ボーナスに頼った資金繰りをするのは好ましくありません。ボーナスがボーナスではなくなりますし、決済されるまで預金残高があるように感じてしまい感覚が狂ってしまいます。
分割払い・リボ払い
絶対に利用してはならない方法です。金利・手数料がかかる上、借金地獄になりかねません。クレジットカードの金利は年利15%前後ともの凄く高いです。
リボ払いならポイントの還元率が上がったりするカードがありますが、その分多くの利息を払っているだけです。
「毎月の支払額が少ないから」「毎月一定額を支払えばいいから」として、使い続けていくと、気づいた時には利息だけで大きな金額を払っていることになります。
とりあえず、分割払いやリボ払いを使うくらいならクレジットカードを持つこと自体ナンセンスです。
カード会社からすれば利息を多く取れるのでいい制度なので、「リボ払いに変更しませんか?」とのメールが届くことがよくあります。
リボ払いや分割払いは利息を多く払うだけの無駄な制度なので完全に無視していただいて構いません。
キャッシングの利用は絶対ダメ!
キャッシングとは
クレジットカードには利用可能額の範囲内でキャッシングという現金の借り入れを出来る制度があります。
提携のATMなどで必要な現金をすぐに準備が出来るというものです。
この制度、そのメリットが最大のデメリットです。
「必要な現金をすぐに準備が出来る」といえば、どこかで聞いたことがあると思います。
そうです。消費者金融と同じなのです。
さらに、キャッシングの金利は年利15%~20%と消費者金融と同等の水準です。簡単にお金を借りられるという恐ろしいメリットが逆にクセを起こして多重債務者になりかねません。
絶対にこの制度の利用はしないようにしましょう。
キャッシングを利用しないために
上記でキャッシングがいかに危険な制度かはご理解していただいたと思います。
それを回避できる簡単な方法があります。
カード申込時に「キャッシング利用枠」というのがあるのでそこを必ず「0」にして下さい。
もちろん発行後でも変更が可能です。
たったそれだけで制度の利用自体出来なくなりますので安心してクレジットカードを所持することが出来ます。
セキュリティー対策は徹底すること
これまでは制度に関する注意点を書いてきましたが最後は所持するうえでの注意点を書いていきたいと思います。
紛失したらすぐカード会社に連絡する
所持するうえで当然のことですが、気をつけていても財布と同時に紛失することは無きにしもあらずの事だと思います。
その万が一に備えて、カード会社の連絡先は登録しておくようにしておきましょう。車の事故なんかと同じで連絡先が分かるだけで冷静に対応することが出来ます。
ただ、見つからずに完全に紛失した場合は再発行の流れになります。
その場合カードの発行までに2~3週間が必要となります。
また、紛失の責任は所持者自身のものとなりますのでカード会社によっては再発行手数料がかかる場合もありますので注意して下さい。さらに、再発行した場合カード番号も変更されますので、カード払いしている会社との手続きも必要となってしまいます。
不正利用されたらカード会社に連絡する
カードは手元にあるのにカードの明細などで身に覚えがない支払いがある場合、不正利用されている場合があります。
不正利用は、詐欺サイトなどでクレジット払いした際にカード情報を流出させてしまうことで起こってしまいます。
怪しいサイトでのクレジット払いは絶対にしないようにして下さい。もし、不正利用があった場合は紛失した時と同様にカード会社へ連絡するようにしましょう。
また、カード利用者が不自然な支払いをしているとカード会社が判断した場合不正利用ではないか連絡が来る場合もあります。
暗証番号は複雑なものにする
クレジットカードの支払いでは、サインか暗証番号の入力をすることになります。
暗証番号は誕生日や電話番号など簡単なものにしておくと紛失した場合などに大変危険です。
全く推測できないような複雑なものを設定されるようにして下さい。