知ってお得.com

知っているだけで大違い!1級FP技能士として、お金に関するお得で役立つ情報を発信していきます。

確定拠出年金の商品の特徴とおすすめの選び方について

      2018/04/17

tousi

これまで、確定拠出年金の税金面に関するメリットを中心に多くのことを書いてきました。

ただ、運用していくには自分で商品を選んで行く必要があります

今回は運用していく商品について、その特徴や選び方を書いていきたいと思います。

 

スポンサーリンク

PC

 

確定拠出年金で運用できる商品の種類と特徴について

colorful

確定拠出年金で資産を運用するに当たり、どのような商品があって、どれがおすすめなのかと疑問を抱いている方は多いはずです。

 

商品の数や種類については運営会社によってまちまちですが、平均すると1企業当たり21本のラインナップになっていると厚生労働省の調べで表記されていました。

 

そこで、確定拠出年金で運用できる商品はどのような種類があるのか紹介しておきたいと思います。

 

元本確保型商品

定期預金

安全性の高い元本確保型の商品です。ご存知の通り銀行によって運用されます。

安全性が高いだけに適用金利は「約0.02%」と大変低いです。

 

年金保険

満期まで保有した場合に、元本が確保される商品です。生命保険会社によって運用されます。

運用中に商品の預け替えを行った場合は解約扱いとなり元本を下回る可能性があります。

利率は「約0.1%~0.5%」と大変低くなっています。

 

傷害保険

満期まで保有した場合に、元本が確保される商品です。損害保険会社によって運用されます。

年金保険と同様に運用中に商品の預け替えを行った場合は解約扱いとなり元本を下回る可能性があります。

主に、ケガや死亡した場合、積立金残高の1.1倍が支払われるという商品です。利率は「約0.1%~0.3%」と大変低くなっています。

 

元本変動型商品

元本変動型の商品は主に「投資信託」となります。

 

投資信託とは、投資家から集めたお金をひとまとめにして、運用の専門家が株式や債券、不動産などに投資・運用して、そこで得られた利益を投資家に還元する商品のことをいいます。

 

簡単にいうと、「お金をだしてプロに頼んで利益をだしてもらって一部を分けてもらう」といった感じです。

 

つまり、商品を買う側(投資する側)は「プロが利益を出してくれるようにじてす」ことが必要です。

 

その投資信託には、下記のような種類があります。

 

国内株式投資信託

日本国内の株式を運用の対象とする商品です。

商品によってリスクが大きいものと小さいものがあります。

主に、「アクティブ型」のものはリスクが大きく「インデックス型」のものがリスクは小さいです。

 

外国株式投資信託

外国の株式を運用の対象とする商品です。

商品によってリスクが大きいものと小さいものがあります。

国内株式投資信託同様に、「アクティブ型」のものはリスクが大きく「インデックス型」のものがリスクは小さいです。

また、投資対象の地域によってもリスクが変わってきます

「新興国」のものはリスクが大きく「先進国」のものはリスクが小さいです。

 

国内債券投資信託

日本国内の公社債を運用の対象とする商品です。株式と比べて値動きが小さく安定した商品です。

基本的に「ローリスクローリターン」の商品です。

また、株式投資信託同様に、「アクティブ型」と「インデックス型」のものがあります。

 

外国株式投資信託

外国の公社債を運用の対象とする商品です。

投資対象の地域によってもリスクが変わってきます

高利回りの地域に投資すれば大きなリターンが見込めます。

ただし、為替の変動により円高になればマイナスになるというリスクがあります。

また、外国株式投資信託にも、「アクティブ型」と「インデックス型」のものがあります。

 

不動産投資信託【REIT】

不動産に投資された賃料や売却益が還元される商品です。

「ビルなんて買えない」というような人にとってもREITを通じて投資することができます。

REITは特徴的で他の商品と比較するのは難しいのですが、不動産特有の「自然災害によるリスク」「賃料の減少」などのリスクがあります。

基本的に、インフレなどで景気がよくなれば「建物を買いたい人」や「テナントを借りたい人」が増えるなどの要因でREITのリターンも大きくなります。

 

コモディティ投資信託

コモディティとは「商品」のことをいいます。

その商品とは「原油などのエネルギー」「金などの貴金属類」「トウモロコシなどの農作物」のことを指します。

これらの価値があがればリターンも大きくなり価値が下がればリスクが増します。

値動きが激しくリスクが高いので、初心者には難しい商品です。

 

バランス型投資信託

名前の通りなのですが、これまであげてきた「国内株式」「外国株式」「国内債券」「外国債券」「REIT」などを組み合わせた商品です。

これらが上手く分散されているため初心者におすすめとされています。

ただし、「自分で商品の比率を決めることが出来ないこと」や「手数料が高い」というデメリットがあります。

 

このように、様々な商品の中から運用する商品を選んでいく必要があるのです。

 

そして、確定拠出年金は運営する会社によって取り扱う商品は様々です。

その中で、商品の質が高く、その数が多ければ多いほど選択肢の幅が広がります。

 

SBI証券は商品数が非常に多く、人気商品が取り揃えてあります。

また、口座維持手数料が積立金残高50万円以上で無料となるので年間維持費も少なくなりおすすめです。ぜひ、SBI証券の公式ホームページで確認してみて下さい。


SBI証券 確定拠出年金積立プラン(個人型401K)

 

確定拠出年金の運用商品の選び方について

graf

確定拠出年金は、運用する商品を自分で選ぶ必要がありますが、自分が取れるリスクの大きさ「リスク許容度」を考えておかなければいけません

 

その中で、「安全性が高いもの」「高い利回りが期待できるもの」「リスクが少ないもの」という商品の特徴に着目する必要があります。

 

しかし、それぞれの運営会社で用意されている商品の数は平均で約16種類と非常に多いため、何を選べば良いのか分からないという悩みを抱えている方は多いかもしれません。

 

下記ではその選び方の指標を箇条書きでまとめてみました。

 

安定したリターンを求めるならばインデックス型がおすすめ

ハイリターンを目指すのならばアクティブ型がおすすめ

インフレに備えるならREITやコモディティがおすすめ

リスクを徹底的に抑えたいのならば国内債券がおすすめ

元本を減らしたくないのならば預金や年金保険がおすすめ

投資信託には「国内株式」「外国株式」「国内債券」「外国債券」などがあるが、リスクを分散させた組み合わせをする

運用プランを立てる際はどの程度のリスクに耐えられるかを考える

大きなリターンを求めるとそれだけリスクを背負うことになることは把握しておく

信託報酬などの手数料が高い商品はできる限り避ける

 

「絶対こうした方がいい」という決まった選び方は特に決められていないものの、長期間に渡って運用する確定拠出年金なので、60歳まで運用することを第一に考えていく必要があります

 

ちなみに、私がおすすめする運用方法は、年齢に応じた運用を行う方法です。

 

20代~30代の若い内は商品のすべてを投資信託で行います。インデックス型の商品を中心にアクティブ型の商品も若干組み入れるなど攻めた運用を行っていき、40代で少しずつリスクを減らし50代など退職が近づくにつれて、元本確保型やリスクの少ない商品で運用をするという方法です。

理由として、若い内はリスクをとった運用をしても老後のライフプランの修正が出来るからです。

ただし、ずっとリスクをとった運用をしていくのは、「退職してから確定拠出年金でこれだけ受け取れる」というのを把握するのが難しいので退職間近は安全運用をして老後に備えるという考え方となります。

 

 

 - 年金, 資産運用