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確定拠出年金は「非課税×複利効果」で高利回り運用が可能

      2018/04/17

yukidaruma

確定拠出年金が人気のある理由として、税金面で優遇されていることに加え「複利効果」というものがあります。今回はその複利効果について説明をしていきます。

 

簡単に言ってしまえば、「運用中に得られた利益でさらに利益を得られるから効率よく資産形成が出来るよ」という話です。

 

「非課税×複利効果」この組み合わせは本当に魅力的です。ぜひ、このメリットをしっかりと理解して確定拠出年金を利用していきましょう。

 

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複利効果が魅力的な理由

fukuri

複利効果とは

まず、複利効果とは何なのか?ここから説明していきたいと思います。

複利効果とは、運用で得られた利益(利息や分配金)をさらに投資することで、利益が利益を生んでいく効果のことをいいます。利益に対して利益がついていくのでどんどんお金が増えていくことから「雪だるま式とも呼ばれます。

図でみていくと…

複利効果

※毎年利益が出ていたと仮定しています。

 

このように、利益が元本として再投資されるため効率よくお金を増やしていけるような仕組みとなっています。

 

「単利」と「複利」の効果を比較

つぎに、「単利」と「複利」ではどのような違いがあるのかを説明していきます。

単利とは、当初の元本に対してのみ、利息が計算されるものをいいます。

複利とは、一定期間毎に利息を元本に組み入れ、その元本に対して利息が計算されるものをいいます。

 

それでは、単利での運用と複利での運用ではどのぐらいの差がつくのか数字を使って比較していきます。

 

例)元本100万円を年利10%で毎年運用出来た場合

<単利の場合>

単利

<複利の場合>

複利

といったイメージになります。

では、そのまま30年間運用していった場合を確認してみて下さい。

 単利複利
1年110110
2年120121
3年130133
4年140146
5年150161
6年160177
7年170195
8年180214
9年190236
10年200259
11年210285
12年220314
13年230345
14年240380
15年250418
16年260459
17年270505
18年280556
19年290612
20年300673
21年310740
22年320814
23年330895
24年340985
25年3501,083
26年3601,192
27年3701,311
28年3801,442
29年3901,586
30年4001,745

このように、複利の効果は運用期間が長期になればなるほど力を発揮することになります。

 

上記の説明では複利の効果をわかりやすくするために元本100万円を運用していった場合を例として書きましたが、確定拠出年金では毎月設定した金額を積み立てながら運用していく形となります。

 

確定拠出年金そのものが「原則60歳まで引き出し不可」という長期の運用になるので複利の効果は十分に得られることになります。

 

「非課税×複利効果」で効率的な運用が可能

つづいて、確定拠出年金運用中の非課税のメリットを「複利効果」と組み合わせることによる魅力を説明していきます。

確定拠出年金は、投資信託などの商品運用によって得られる利益(分配金や売却益など)すべてに税金がかかることはありません

例えば、年利5%で運用した出来た場合その5%すべてを利益とすることが出来ます。

 

それに対して、一般的な投資信託で運用した場合は、分配金や売却益に対して20.315%の税金がかかることになります。そのため、せっかく得られた利益の一部が税金によってマイナスされてしまいます。

例えば、年利5%で運用した出来た場合でも20.315%の税金がかかるので1.02%(5%×20.315%)がマイナスされ3.98%(5%-1.02%)の利益と少なくなってしまいます。

 

以上のように、確定拠出年金で運用する場合は、利益全額をその都度元本に組み入れることが出来るため効率良く資産形成をしていくことが可能なのです。

 

まとめ

migikataagari

非課税というメリットで通常よりも高い利回りでの運用を可能としながら、複利の効果が期待できる確定拠出年金は、老後資金として大変優れた制度であることは間違いないでしょう。

 

特に、複利の効果を得るためには「若いうち」から長期の運用をしていくことがおすすめです。

下記SBI証券の公式ホームページでは、一般の金融商品で運用した場合との違いや節税額などのシュミレーションが簡単に出来るようになっていますので、ぜひその効果を確認してみて下さい。


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 - 年金, 資産運用