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確定拠出年金のリスクに合わせたおすすめの資産配分について

      2017/08/24

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確定拠出年金で老後資金を運用するにあたり、一番難しくて悩むのが商品選びだと思います。特に、確定拠出年金が投資デビューとなる人にとってはなおさら難しいことでしょう。

 

そこで、今回の記事では商品を選びにおいて「とれるリスクの大きさ」に合わせたおすすめの資産配分を書いていきたいと思います。

 

こちらのページでは、資産配分の元となる商品の特徴や選び方を記載していますのでよかったらご覧ください。

確定拠出年金の商品の特徴とおすすめの選び方について
これまで、確定拠出年金の税金面に関するメリットを中心に多くのことを書いてきました。 ただ、運用していくには自分で商品を選んで行く必要があります。 今回は運用して

 

なお、これから紹介する内容は私個人の見解がありますのであくまで「おすすめ」であることのご理解をお願いします。

 

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資産配分において知っておくべきこと

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まずは、資産配分と合わせて知っておきたい用語や名言を紹介していきます。

 

アセットアロケーション

アセットアロケーションとは投資用語でよく使われる言葉です。アセットとは「資産」のことで、アロケーションとは「配分」を意味します。つまり、資産配分のこととなります。

例えば、「国内株式に50%、外国株式に50%のアセットアロケーションを組む」といった使い方をすることになります。

 

ポートフォリオ

ポートフォリオとは、「紙ばさみ」という意味です。元々、海外で有価証券(株や債券)などが紙ばさみで保管されていたことから「ポートフォリオ」と呼ばれるようになったそうです。

投資をする上では、「商品の構成(銘柄の組み合わせ)」として抑えておくといいです。

例えば、「◯◯ファンドに50%、△△オープンに50%のポートフォリオを組む」といった使い方をすることになります。

 

アセットアロケーションとポートフォリオの違いについて

これらは、非常に紛らわしく、間違った使い方をしている方も多いようです。

大きな違いとして、アセットアロケーションは資産の種類(国内株式、外国株式など)の組み合わせを指しており、ポートフォリオはそれらの銘柄(国内株式の◯◯ファンド、外国株式の△△ファンドなど)の組み合わせのことです。

 

卵は一つのカゴに盛るな

この言葉は、「投資の格言」として、分散投資の説明時によく使われる言葉です。意味としては、卵を一つのカゴに入れていると落としてしまった場合に全部が割れてしまうから複数のカゴに分けておきましょうということです。

これを投資にあてはめて考えると、投資する金額を同じ商品にばかり投資しておけば、その商品が暴落してしまった場合大きなリスクを負うことになります。それを、複数の商品に投資することでその内1つの商品が暴落したとしてもある程度のリスクは限定できるということです。

 

ただ、当然のことですが、分散投資をすることでリスクを少なくすることは出来ますが本当に大きなリターンを得ることは出来ません。

 

リスクに合わせたおすすめの資産配分について

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次に、リスク許容度に応じたおすすめの資産配分を紹介していきます。

リスク許容度とは、投資家の許容できるリスクの範囲のことで、資産運用に伴い発生するリスク(損失)をどの程度受け入れられるかの度合のことです。

 

このリスク許容度は、年齢や投資期間、収入などによって個人差がありますので、現在の自分にあったリスクのとり方はどれが正しいのか確認するようにしましょう。

 

十分リスクをとれる人【ハイリスクタイプ】

20代、30代などの若い世代の方

若い内はリスクをとった運用をしても老後のライフプランの修正が出来るので大きいリターンを狙うことを心がけても悪くありません。

資産の種類国内株式外国株式国内債券外国債券REIT預金合計
配分割合30%50%0%20%0%0%100%

ハイリスク

100%投資信託での運用です。リターンが高い外国株式を中心に日本株式と外国債券で大きなリターンを狙う組み合わせです。ただし、為替のリスクがあります。ハイリスクタイプなら一番のおすすめ配分です。

 

または、

資産の種類国内株式外国株式国内債券外国債券REIT預金合計
配分割合60%20%0%20%0%0%100%

ハイリスク2

100%投資信託での運用です。国内株式を中心に外国株式と外国債券で大きなリターンを狙う組み合わせです。将来の日本の成長にかけるならこちらをおすすめします。

 

リスクをとれる人【ミドルリスクタイプ】

30代、40代の方

まだ、リスクをとってリターンを狙っていきたい年齢です。ハイリスクタイプより保守的な考えを持つ方にはこちらがおすすめです。

資産の種類国内株式外国株式国内債券外国債券REIT預金合計
配分割合25%25%25%25%0%0%100%

ミドル

100%投資信託での運用です。日本株式、日本債券、外国株式、外国債券をバランスよく配分した組み合わせです。

 

ややリスクをとれる人【ローリスクタイプ】

40代後半、50代前半

老後を意識し始める頃はリスクを低めにすることをおすすめします。

資産の種類国内株式外国株式国内債券外国債券REIT預金合計
配分割合10%10%60%20%0%0%100%

ロー

100%投資信託での運用です。値動きが少なくリスクが低い日本債券を主として日本株式、外国株式、外国債券で少しリターンを狙う組み合わせです。

 

リスクを取れない人【元本重視タイプ】

50代(特に後半)

そろそろ老後のライフプランを考える必要があります。その際に、確定拠出年金で受け取れる金額が大きな変動をしていてはプランを立てるのが難しくなります。ローリスクで少しばかりリターンを狙うのもいいですが、元本確保型の商品を中心に運用していくことをおすすめします。

資産の種類国内株式外国株式国内債券外国債券REIT預金合計
配分割合0%0%10%10%0%80%100%

元本重視

80%を定期預金・20%を投資信託とした運用です。リスクをほとんどとらずに老後に備えた組み合わせです。

 

まとめ

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年齢やとれるリスクに応じて資産配分を考えること

これまで、リスクに応じたおすすめの資産配分を説明してきました。

投資には絶対というものがなく難しいものですが、ルールを決めた運用をすることは最低限必要なことです。

「年齢に応じてリスクのとり方を変えていく」というスタイルが正しいかは分かりませんがちゃんとした方針やルールがあり、ある程度理にかなった運用としておすすめしています

 

ちなみに、具体的な流れは、自分のリスクに対する考え方が変わった時(年齢など)に資産配分の変更していくことになります。

ただ、その間も完全に放置するのではなく定期的(月に1回など)に商品の状況を確認、または見直しをするようにして下さい。

 

さらに、運営会社そのものにそれぞれのリスクに合わせた運用が出来る商品がなければ意味がありません。

豊富な商品に加えて、資産残高50万円以上で口座管理手数料が無料という大きなメリットがあるSBI証券での運用を私はおすすめしています。

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確定拠出年金のメリットを活かすならリスクをとらざるを得ない

確定拠出年金の大きなメリットである「運用中の利益が非課税」という点を活かすなら多少なりともリスクをとった運用が必要となってきます。自分がとれるリスクを考えた上で資産形成をしていきましょう。

 - 年金, 資産運用